
昔バイクに乗っていたこともあって革ジャンが好きで、ちょっとコレクター化しています。
さすがに会社に着ていくのは避けているので、着るとしたら週末のみです。時期的には10月下旬から3月下旬くらいの約5ヶ月間にしか着られないし、毎週レザージャケットと言う訳でもないので、数着ある革ジャンは1シーズンで5−6回しか着ない物もあります。
そんな中でも着用頻度が比較的高いのが、こちらのVANSON Model Bです。
■定番ならではの安定したスタイル
スタンドカラーで無駄な装飾が無いModel Bは、スタイルとしては革ジャンの定番です。
バイカーたちが長年かけて培ってきたスタイルを形にしたものなので、目が慣れていると言うこともあり、街中で悪目立ちすることはありません。
最近では、デニムのみならずチノパンと合わせるコーディネートも一般化してきたので、着回しの幅も広がってきています。
特にVANSONの場合、バイカーの本場である米国の消費者に受け入れられているので流通量も多く、ENF同様に何度かのモデルチェンジを経て現在のスタイルを完成させている為、悪く言えば「平均的」、良く言えば「革ジャンの代名詞」的な位置付けになりつつあります。
■やはり肉厚なレザー
VANSONのレザージャケットの特徴の1つですが、革が相当に肉厚です(そして硬い)。
若干シボを出しているのは堅牢性を高めるためでしょうか。
他のブランドでも時々ありますが、VANSONのジャケットは新品購入時には必ず立ちます。勿論、その硬さは徐々に無くなってきますが、革の厚みは無くならないので、着用時に若干の窮屈さは比較的長い期間感じることになります。ただ、その「窮屈感」を乗り越えて柔らかくなる頃には完全に自分のものになっていると言うのが、VANSONのレザージャケットの醍醐味でもあります。
部材としての革について言及すると1点だけ不満があります。背中に縦に入った接合部です。
立体的なシルエットを再現するために必要な裁断だったのかも知れませんが、縫製部分は少なければ少ないほど全体的に頑丈に仕上げるので、ちょっと不満です。
■スタンドカラーでジッパー多用の温故知新なデザイン
最近は襟付きのENFの方が人気があるようですが、スタンドカラーのModel...