2024年5月3日金曜日

NIKE TERMINATOR HIGH PRM は定番ながらもPRMの名に恥じない名作と認定します

 NIKE TERMINATOR HIGH PRMをご紹介します。
と書き始めましたが、私が紹介するまでもなく定番中の定番ですね。
Air JordanとAir Force1とDUNK HIGHに続く定番商品です。
ありとあらゆる媒体に詳細な解説が公開されていますので、私は私なりの解説、つまりは完全なる私見を書いていきたいと思います。

全体的にぼてっとしているのですが、フロントビューはそれなりに立派。
見た目が相当レトロ感を感じさせる仕上がりですが、なぜか古めかしい感じがしません。
アッパーの空気穴を見ると、どうしても真贋チェック(偽物はダミーの穴で、完全には開いていないそうです、見たことないけど)してしまいます。
ちなみに今回はスニダンで購入したので、チェック以前に本物ですが。

ちなみにカラーリングは、Phantom Blackに併せてPale Vanillaです。
そう、ただのWhiteではなく、Pale Vanilla。
毎回感じますが、カラー名称もNIKEはカッコいいですよね。
写真では分かりづらいかもしれませんが、アッパーの白い部分は、確かに白ではありません。まさしくPale、つまり青白っぽさを感じます。
トップの白い部分と同系ながら全く違う印象のクリーム色のアウトソールも、良い配色バランスです。


横幅があるのでぼてっとした印象を受けますが、甲高は比較的抑えめでその分だけシューレースはゆったり絞める感じですね。結果として、トップのホールまでレースを通すと結べないくらいしかレースは余りません。

構造的に「このスニーカーは、紐は結ばずゆったり履いてください」と言われているような気がします。開口部が開ききるような構造になってますね。結んで更にキッチリ締めたい人は、ちょっと苦労するかもしれません。


インソックは至ってシンプル。
レトロ感さえ感じるNIKEロゴのみです。
このロゴはネット上では「すぐ剥がれてしまう」と悪評が目立ちますが、ゆったり履くことが多いこのモデルならではの現象なのかも知れません。












アウトソールのパターンは全く変哲のないパターン。
ただ地面のホールド感はそこまで悪くありません。ほどよく掴んでくれている感じ。
そもそもエアーが入っていないので、クッション性はNikeの中ではあまり良くないレベルに属するかと思います。
アウトソールがそれなりに厚みがあるのに、クッション性がそこまで高くないのはNikeとしては珍しいですが、adidasのSUPERSTARやStanSmithに比べれば、硬さは感じないので快適に履けます。











個人的にはバックのこの大きなロゴがイマイチなポイントです。
ご覧の通り若干大きすぎる...。
まあ余り見える部分でもないので気にはしていませんが、フロントではないにしても余りにも大きすぎる印象です。












シューレースを黒白どちらにするかは相当迷いました。
元々は黒が装着されていますが、白も悪くありません。
結論として「付け替えるのが面倒」という安直な理由で、黒のまま使うことにしました。
この辺は好みの問題だとおもいます。












定番であるがゆえに街中で遭遇する頻度が高いTerminator High。
ただ、他人と被っていることが気にならないくらいの定番デザインなので、逆に新鮮さを感じるレベルです。そしてエージングが進むにつれて貴方独自の育ち方をしてくれるアイテムです。
財布に余裕があって、迷っているならTerminatorをおススメします。
大成功はしないかもしれませんが、間違いなく失敗はしない安定感は保証します。