2016年3月5日土曜日

土屋鞄製作所のプロータ防水ソフトブリーフ

長い間使えるビジネスバッグが欲しくて、いろいろ検討した結果、雨の日も気がねなく使える革製バッグというところに惹かれて、土屋鞄製作所のプロータ防水ソフトブリーフを購入しました。
他のメーカー(万双、大峡、ブランドもの等)も検討しましたが、価格や機能やサイズなどでこの鞄が残りました。
※それにしても万双はいつチェックしても、なかなかブリーフケースが入荷されません。

全体感

色は、ブラックとチョコ(濃いめのブラウン)の2色の在庫が有りました。10分くらい迷った挙げ句、合わせやすいブラックを選択しました。欠品していたブラウンは、最初から選択肢になかったので良いのですが、我ながらいつも無難な路線を選ぶなぁ〜と変な納得をしています。
サイズは、ほぼ万人の身幅に合うサイジングで、手に持っても肩からかけてもしっくりきます。
地味ながら堅牢な感じの持ち手もGood。鈍く光に反射する革質も気に入ってます!

Coachシティブリーフとの比較

カタログスペックでは、現在使用しているCOACHのビジネスバッグ(左)とほとんど同サイズです。プロータの方が若干奥行きがあるので、その分だけ収容量は多いかも。
5年以上使ったCOACHとの比較ですので若干あてになりませんが、割と芯地もしっかりしています。ただし「ソフト」と言うだけあって、中に何もいれなければ自立は難しいです。

外観
開閉用のジッパーはダブル仕様で、本体と同じベロが付いています。本体の革も比較的厚めなので、片手で片方だけでも十分開閉可能です(前アイテムのCOACHを諦めるきっかけは、このベロが片方取れてしまった事でした)。
鞄自体のデザインですが、センターのダブルステッチを主役にしつつ、全体的にステッチがあしらってあって、派手すぎず地味すぎずの見た目を演出しています。
外部収納としては、両面にマグネット開閉の外収納スペースがありますので、ちょこっとした小物の収納には使い勝手が良いです。
※個人的にはこの収納スペースのマグネット着脱音に絶妙な「重さ」があって気に入ってます。
ただ、両面とも全く同じ仕様、同じ見た目なので、鞄の前後を気にする人はストラップのバックル部分の位置などで見分けるポイントを決めておく必要があります。
また、底面には適度に鋲が打ってあるので、底面が直接接地するのを防止してくれる上に安定性を高めてくれます。

内装


片方にはホック付きベルトで軽く押さえられたポケットが3室(大1室/小2室)あって、もう片面にはジッパー付きの収納があります。
前者はそこそこ収納力がありますが、後者のジッパー収納は薄いスペースなので、収納力はほとんど期待できません。
そして、土屋鞄製作所さんが最も大きなセールスポイントにしているのが、折りたたみ傘収納用のフォルダーです。これは、全くの期待はずれでした(涙)。
構造上、鞄の高さを使い切れない(一番下まで傘が届かない)ので、かなり小さい傘しか入らないのです。
私は、折りたたみ傘にもそこそこのサイズを求めるので、いくつかの折りたたみ傘を試しましたが、1本も入りませんでした。

ストラップ問題
通勤時に読書したり、スマホでネットサーフィンしている事が多い私にとって、ストラップは必要不可欠なアイテムです。
ストラップ自体(ハードウェアや材質等)に文句は無いのですが、日本人に合わせたのかサイズが異常に短いです。
身長180cmを超える私にとっては痛いところで、バックル調整して最長にしても、ギリギリ最良ポイントに届きません。COACHのストラップを使おうか迷うところです。
そして購入時に確認しなかった自分を恨んでいます...。

革質
防水加工が施してあるためエイジングの期待感はゼロですが、良い意味で最初から仕上がっています。光には鈍く反射して、独特な風合いを持っていますので、そこそこの年齢の方が持ってもおかしくはないかなと思います。
購入時にお店の人にしつこいくらい「防水スプレーやクリームは必要ないから!逆に防水性能が落ちるから絶対塗らないでね」と言われました。普段革製品のお手入れをあまりやらない人には合ってます。


編集後記
購入後、自宅に持ち帰って開封して思ったのですが、ハードウェアが鞄と接触する部分には全て不織布や紙のカバーがかけてありました。こういう気配りは嬉しいですね。そして社名入りの布製の袋も。普段使いする鞄では絶対使う事はありませんが...。

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