NIKE がACGブランドで2019年8月-10月に復刻したAir Skarnをご紹介します。
原野でも歩けるクロスカントリー用のスニーカーなのですが、街履きでも全く問題ないくらいのデザイン性をもっています。それだけにオリジナル発売当時からのマニアックなファンも多く、復刻すると一部のファンが沸くモデルの一つです。そして驚くほどスウォッシュロゴが少ない・・・。
色は10月発売分のBlack/university gold です。
他のカラーリングと比べると、最も落ち着いた色合いでありつつ、特徴が出しずらい感じです。若干青みがかかった黒で、メッシュのイエローシューレースが差し色になっています。
ソールは全てのカラーリングで白が採用されていて、この辺は定番ですね。
アウトソールから伸ばしたイエローラインをアウトサイドまで伸ばして差し色っぽく使っています。デザイン的にも両翼を伸ばしたように見えますね。
ソールにはグレーっぽいドットを散らしていて、新品感をうまく消していますし、そもそもソールの白も純白ではなくクリームっぽい白なので、真新しいスニーカーを履いていて感じるあの恥ずかしさはありません。
全体的なシルエットとしては、全体的に緩やかな感じで、スタイリッシュさは感じません。クロスカントリーと街履きの中間を取ったらこうなりました、みたいなシルエットです。
一応謳い文句としては「山野を駆けるためのクロスカントリースニーカー」なのですが、アウトソールに関してはそこまで特徴があるわけではありません。グリップが強いのかは微妙なところ。見た目では分かりませんが、New Balance の500番台なんかは見た目からしてグリップが強そうなので、比較すると心もとないです。履いた感じはやや硬めな印象ですが、airシステムのおかげで違和感を感じるほどではありません。
最も「クロスカントリー感」を感じたのはヒールのホールドです。
ご覧の通り、くるぶし近くまで迫ってきており、短めのベロの割には履き口は相当に狭い印象です。履いた感じではベロが短い分だけ窮屈さは感じませんが、サイドのホールド感は強めですし、シューレースを余り強めに結ぶと最初は靴ズレの恐れもあります。
ヒールにはACGブランドロゴとスウォッシュロゴです。Nikeのスニーカーとしては驚くほどスウォッシュロゴが少ないモデルですが、唯一ここだけNikeしてますね。
価格的には、AJやair max95などの高級ラインとairシステムをもたない廉価シューズの中間に位置する13,200円という定価付けですが、マニアックなファンからすると垂涎のアイテムです。
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