2016年4月2日土曜日

Church'sのLAST 73 Balmoral

Church'sの内羽根ドレスシューズBalmoralのご紹介です。
内羽根の黒ドレスシューズは何足あっても困りません。

永遠の名作ラスト73
2000年にプラダに買収された影響からか、それまでの質実剛健イメージを少しだけスタイリッシュなスタイルに方向性を転換させようとして、中心的な役割を果たしていたラスト73をモディファイして、新たにラスト173を生み出しました。
ラスト73に代わってChurch'sの主役になった173ですが、当初はそれまでのファンからは酷評されました。今では新しいファンもつきましたし、従来のファンからも受け入れられましたが、今でもラスト73は根強い人気を誇っています。

Balmoralとは
欧米では「内羽根式短靴」のことをBalmoralと言います。
これはイギリス史上最強の女王であるヴィクトリア女王の夫であるアルバート公爵がこの「内羽根式」を開発し、アルバート公爵の別荘の名前がバルモラル城だったことに由来しています。
※Oxfordという呼称もよく使われますが、バルモラル城のあった場所の地名がOxfordだったことからこう呼ばれるそうです。

特徴
ラスト73で作られたBalmoralは温故知新な雰囲気たっぷりの名靴です。


旧Consul(Osborne)とどこが違うのか...持っていないので比較しようがありませんが、おそらくほとんど一緒(笑)。
今では見る事も減った前時代的なぼってりしたデザインながら、芯が通っているというか、ベースがしっかりしているというか...。逆に洗練された感さえありますね。




ヒールのゴム部分にはブランド名も刻印されています。


内装のロゴ周りは、旧チャーチ独特な所謂三都市表記です。

今売り出しても十分通用するだろうと思えるくらいの良いラストです。

編集後記
最近はラスト103のShannonなんかも人気があるみたいです。個人的には73の復刻を願ってやみませんが、173もGRAFTON以外は持っていないので、ConsulとかLancasterとか試してみたいと考えています。

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