2016年4月3日日曜日

Union Imperial U1862(ユニオン・インペリアルの外羽根プレーントゥ)

ハンドソーンウェルテッド製法をウリにするUnion Imperialの外羽根プレーントゥのご紹介です。


外観
つま先側から撮影しているのでロングノーズに見えていますが、この写真ほど長くはありません。ただ、流行を意識してシャープなデザインに仕上げていて、3アイレットで羽根位置を甲の高いところに置く事によってノーズを長く見せています。


ヒールは平均的なドレスシューズと同様に25mm程度です。

アウトソールは、ヒドゥンチャネルで縁にも色付けがされていて、エレガントに仕上がっています。
ヒールの釘は5カ所しかうたれていないです。

ブランドロゴの刻印がありますが、数回履けば消えてしまうので完璧に「飾り」ですね。


革質
タンナーは不明。
特筆すべきほど肌理の細かい革ではないけれど、しっかりした染色で割とよく照明を反射しています。SaphirNoirクレム1925とかで磨いていくと、良い風合いを醸し出しそうです。


履き心地
この靴は珍しくヒールカップが余裕のある造りになっています。
履き口は特別広くないのですが、ヒール室内が広くヒール部分の背が低めの構造になっているので、踵周りで靴擦れを起こす事は少ないと思います。
当然ですが、外羽根なので甲周りのサイズ調整は自由自在です。
日中足の状態によって紐を緩めたり締めたりすることによって快適に過ごせます。


編集後記
なぜか外羽根ドレスシューズをあまり持っていません。
そんな中で足が疲れているときに大活躍してくれる良い靴です。

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