2025年8月1日金曜日

New Balance U998GRは安定の歩きやすさを提供してくれる最強ツール

996と1300~1400シリーズが大好物な私ですが、今回は996亜種の998のご紹介です。アウトソールの違いから、996とはまた一味違った履き心地を提供してくれる一足です。



1. リリース概要と背景

  • モデル名:New Balance U998GR、カラー「Grey/Silver」

  • 発売日:2023年5月12日(日本・北米共通)に一部直営・正規取扱店舗および公式サイトでローンチ。

  • 発売価格:米国では約 185 USD日本国内では税込37,400円

  • 1993年初登場の名作 “998” の誕生30周年モデルとして、Made in USA 工場で製造された特別復刻。


2. デザイン・素材・構造

カラースキームとルックス

  • クラシックなミディアムグレーとシルバーを基調にした、落ち着いたグレートーンの配色。



素材・アッパー

  • ピッグスキンスウェードとメッシュのコンビネーションを使用。高品質かつ通気性のある構造で、Made in USAならではのクラフトマンシップを感じさせる仕上がり。

  • 「N」ロゴやヒールタブにはリフレクティブ素材を配し、ディテール性と視認性をプラス。


ソールユニットとテクノロジー

  • Abzorb(アブゾーブ)クッショニングを初搭載したソールを備える998シリーズ。その優れた衝撃吸収性能と反発性によって、履き心地・性能ともに高水準。

  • スリムな SL‑1ラスト を採用し、洗練されたシルエットと高いフィット感を両立しています。個人的には996よりも遥かに細身でスタイリッシュに感じます。









3. 履き心地・評価

サイズ感・フィット

  • 足入れはスリムでややタイトめながら、柔らかくしっかりとフィットする印象。履きやすさとホールド感の両立がこのモデルの強み。

  • 初代998のファンやロングライトランナーなど、機能性を重視する層の支持も厚い印象です。

スタイル評価

  • 「998 Grey」カラーは定番としての完成度が高く、万能なスタイル適性を持つという声が広がっています。

  • カラートーンが抑えられている分、カジュアルからきれいめまで幅広いコーデにマッチする点が評価されているようです。

  • スニーカー投稿でも「998、576、996と並ぶ周年組が揃った」と話題に。実際の出品相場では定価近くで購入された例も多く、#スタイリング共有 などでも高評価の意見が目立ちます。


4. 歴史とエピソード

  • ニューバランスの起源は1906年、ボストンで足の矯正靴を手がけたメーカーとして創業。以来「New(新しい)Balance(バランス)」というブランド名に込められた理念を基に進化を続けてきました。

  • 998は1993年にリリースされた990シリーズの5代目シリーズで初めてAbzorbを搭載し、ランニングシューズとしての革新性を示したモデル。

  • 30周年の節目となる2023年に、“U998GR”はオリジナルカラーを忠実に再現しつつ、Made in USAの本格仕上げで復刻された、スニーカーヘッズにとって特別な一足。


5. コーデ提案・活用例

  • モノトーン〜ニュートラルトーンのアパレルと相性抜群グレーデニム、カーキパンツ、クリーム系チノなどに自然に溶け込むカラーリングです。

  • 素材感が高級なので、ジャケット+パンツのきれいめスタイルからカジュアルセットアップまで汎用性が高く、シーンを選ばず着用可能

  • シューレースはホワイトでクリーンな印象にまとめたいところですが、ブラックやグレー系で統一しても落ち着いた大人っぽさが演出できます。


6. 総合評価

U998GR(Grey/Silver)は、1993年に誕生した名機「998」の30周年を記念した、Made in USAによる忠実なOG復刻モデルです。
落ち着いたグレーとシルバーの配色は時代を選ばず通用する洗練された美しさを持ち、Abzorbクッション、SL‑1ラスト、ハイクオリティな素材によって、履き心地も機能性も妥協のない一足です。

単なるリバイバルにとどまらず、ブランドとモデルの歴史を体現するスニーカーとして、コレクション性、実用性、ストーリー性を兼ね備えた価値ある選択と言えるでしょう。



0 コメント:

コメントを投稿