2019年4月12日金曜日

DIESELのデニムSLEENKERは極細なのに究極ストレッチ

決めているわけではないのですが、自分のワードローブを振り返ってみるとビジネス&ビジネスカジュアルは海外ブランド、カジュアルは国内ブランドが多いです。
オフの日に少しでも汚れる要素が多いカジュアルウェアに高額な海外ブランドを使用するのは気がひける、というのが大きな理由ですが、カジュアルなブランドは海外でも比較的安価な場合があるので、時々購入します。
その一つがDIESELですが、今回はDIESELのデニムをご紹介します。
ご紹介するモデルはSLEENKERという、DIESELのデニムの中でも最も細いモデルです。

wash以外の加工が入ったデニムはあまり購入しないです。
やはり自分独自のエイジングを楽しみたいというのが大きな理由ですが、DIESELのデニムは様々なアタリの入り方が比較的自然で、今回購入したSLEENKERも他にもいくつかのバリエーションがあったのですが、エイジング加工が入ったこのモデルを購入してみました。
腰回りのヒゲが変に強調されておらず、自然な感じが良いです。
若干外側に寄せてある感がありますが、履いてしまうとそこまで気にはなりません。
尻周りには目立つアタリがほとんど入っていません。
この辺もリアリティがあっていい感じです。

ちょっと気になったのが、右尻ポケットの中断に打ってあるリベットです。
かっこ悪いわけではありませんが、創業年をこういった形で主張するのが正解かどうか微妙なところ。
位置が一般的に見ない位置なので、若干悪目立ちしている感じがします。



見えない前立てボタンにもDIESELらしく気を遣っています。
マット感がある黒で塗っており、そこはかとない男気を見せています。
ポケット布袋もパープルとネイビーの中間色でエレガントなイタリアンブランドらしさを強調しています。

素材は綿/ポリ/ポリウレタンの混紡で、伸縮性能を向上させる目的でこういった配合になっていると思われます。



裾は極細の16cmです。
国産デニムではなかなかお目にかからない細さですので、ブーツとかは裾に収まらないものもあるでしょう。
但し、伸縮性は非常に高いので中途半端な丈のものとかでなければ、大抵のブーツは収まります(ブーツの履き口が広いものは歩きにくさが発生すると思われます)。


































床に置いて下からあおるように撮影すると細さを感じませんが、太腿から裾に向かって超絶細いです。
スタイルを補正するような器用さは、このデニムにはありません。体型がキッチリ現れます。
貶すつもりはありませんが、太めの人が履くと膨満感が目立ち、細い人が履くと貧弱さが目立ちます。
つまり、トップに何を持ってくるか、足元はどうするか、等いろいろと気を遣わせる部分が多いデニムです。

ご覧の通り伸縮性が非常に非常に高いので窮屈な感じは全くありませんが、スキニーを超えて細いので、デニム自体のシルエットを楽しみたい方には不向きなモデル、それがSLEENKERです。

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