2018年11月20日火曜日

New BalanceのM1300濃色系は何にでも合わせやすいので重宝します

人生において長らくスニーカーを履いていない時期がありました、特に大学時代。 理由はいろいろありますが、レッドウイングにはまっていたのでスニーカーよりもブーツを履いていた、というのが最もしっくりくる理由です。
今は長距離を歩くときとかを中心にスニーカーの着用頻度も上がっているんですが、過去の経緯から、スニーカーを履くときには変に緊張します。 ボトムスとのコーディネートもなかなか上手く行かずに、出かける直前に履こうとしたスニーカーを履き替えたりします。 そんな中で最も重宝しているのは、New BalanceのM1300 CAG(Green)です。

































New Balanceのスニーカーにはいくつかの系譜があります。 1000番台以降の型番は、フラッグシップ的な位置付けで、時期毎に最新技術を盛り込んだ商品を投入しています。 1300はその一番手として登場し、以降1500→1400と続いていきます。 1300と1400を比較すると、1400の方がスリムでソールも薄く履きやすいと人気があります。 両方試着して見ましたが、私も安定感とクッション性では1400の方が上だなと感じました。 ただ、1300の方が爪先に丸みがあって見た目に何となく愛嬌があったので1300を選択しました(この辺は完全に個人の主観です)。

■スタイルはスリム&ぽってり
上から見ると分かるのですが、全体的にスリムに絞られています。

































爪先部分だけはぽってり。要は足先に余裕がある、ということです。
捨て寸部分に結構広めのスペースがあるので、長時間履いても足にまとわり付いてくるような「ホールド疲れ」はありません。「とにかく見た目が勝負」という人にとっては、やや不満なポイントかもしれません。
■なんでも合わせやすい万能スニーカー スェード地のダークグリーンは、様々なボトムスやソックスと相性が良いです。何を着ても合わせやすい。 薄めの色のチノパンや色落ちしていないデニムなど、守備範囲は非常に広いです。 正式な色名は「エバーグリーン」というらしいですが、濃いめの色調でしかもスェードなので、素材的に幅広く合わせられます。
ただ、濃色系なので以下のように泥汚れは目立ちます(特に乾いた後の泥)。



勿論、雨に濡れれば水が沁みてくるので、雨天時の着用はいろいろな意味で勇気が必要です。 ■履き心地はまさに「雲の上」。しかし・・・ 1300の履き心地を表す言葉として「雲の上を歩いているよう」と評したのは、かのラルフ・ローレン氏(真偽のほどは分りません)。 私も全く同感です。ただし、この「雲の上」と言う表現には表裏があります。 良く言えば「柔らかいクッション」ですが、悪く言えば「安定感が無い」となります。 実際に履いて少し歩くと分かるのですが、結構激しく横揺れします。非常に悪く言うと、グニャグニャした感じです。 長距離を歩いて足裏が疲れることはありませんが、そこそこに膝に負担がかかっているのを感じます。
特に膝に爆弾を抱えているとかそういうわけではありませんが、膝が悪い人は要注意です。 その点では1400の方が、クッション性に加えて安定性も担保されており、完成度は高いです。 1300は相当に分厚いENCAPソールを備えていますので、「とにかく着地時の柔らかさを追求したい」という方にオススメです。



好みの問題で1400や1500が好きな人も多いと思いますが、もし現在New Balanceの1300シリーズをお持ちでなければ、オススメの逸品ですので試着だけでもしてみてください。



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