2021年11月23日火曜日

JapanBlueJeansのチノパン(JB0452)は武骨なまでにゴツゴツ感を感じるアイテム

 JapanBlueJeansは、手頃な価格帯で良質なアメカジアイテムを提供してくれる良いメーカーです。型番はJB0452ですが、細身のシルエットがかっこいいです。ちなみに股上は相当浅めで、私のように腰骨が高めの人には(腰骨周辺が)結構痛いです。テーパード感はあまり感じません。股周りから裾にかけてストっと落ちていて全体的に細身なストレートシルエットです。日本のレプリカビンテージを生産しているメーカーは、どこもテーパードジーンズは股下が短いケースが多く、股下88cmくらいあるこのJB0452もテーパードではないので、股下が長いのかもしれません。両耳セルビッジという伝統を忠実に守ってい...

2021年11月13日土曜日

NIKE Air Max '95は永遠不滅のアイコン

20年以上前のデザインながらカラーリングの多様性を追求しつつ、長らく人気上位を保ち続けているAir Max 95です。私も4足以上履きつぶしていますが、巷で言われている所謂『Air抜け』という現象はそれほど頻発しません。おそらく、ろくに履いたことのないブロガーや評論家が流布しているデマではないかと思われます。実際私が履きつぶして退役させたAir Max 95のうちでAir抜けが理由でたいえきさせたものは1足だけで、あとは縫い目の綻びがひどくなったり、汚れすぎて洗浄不可能なレベルになったのが理由でした。個体としての当たり/外れはあると思いますが、毎日履いても数年間は大丈夫だと思いますので、他のモデルと比較しても優秀なほうかと思います。今回ご紹介するのは、2018年8月29日に発売された...

2021年11月1日月曜日

Atlantic STARSのPolarisは色さえ間違えなければ最強アイテム

様々なモデルが世に送り出されているAtlantic STARSですが、2019年秋冬に登場したクラッシックラインとして登場したモデルであるPolarisを徹底解剖したいと思います。様々なモデルが発売されているAtlantic STARSですが、色遣いが微妙なモデルが多いです。複数の原色を組み合わせて存在感を強調するケースが多く、また巷では「オラオラ系御用達」の異名をとっているブランドなので、いままで一足も持っていませんでした。ちなみにニュースリリースなどを読むと、Atlantic STARSでは派手な色遣いを「都会的」という言葉で表現することが多いですが、個人的には完全に日本語の意味を間違っていると感じています。そんなAtlantic...

2021年9月24日金曜日

adidas country NH DIRTRUN (neighborhood)は足元を引き締める効果が抜群

最近adidasは他のブランドとのコラボを活発化させている気がします。数年前にNeighborhoodとコラボして銘品countryをカスタマイズして作られたのが、こちらのNH DIRTRUNです。 ベースモデルはcountryですので、引き締まったボディと若干硬めのソールという伝統はそのまま継承されています。チノパンなどのカジュアル系と合わせると、足元を引き締めてくれる効果はありそうなので、そういう目的では価値があるかも。フェルト生地を主たる素材としているため、雨には弱そうな感じがプンプンしますね。インソックも通常モデルとは違い、2つのブランドが交互に配置されたデザインを採用しています。ベロにもNeighborhoodの名前が入っていますので、完全に並列コラボです。というより3本線もないので、若干NH寄りのadidasっぽい。分かりずらいですが、ヒール部分にはNHらしいスカルがプリントされています。※強調しますが、ほとんど見えません。NHが単調な感じになってしまいがちなデザインにギミックを効かせるために努力している痕跡は認められます。一応名称はNH...

2021年9月18日土曜日

大丸でシャツを仕立ててみた感想(初めての百貨店シャツオーダー)

数年前ですが、知り合いにお仕立券付きシャツ生地を頂いたので、その際に作ったシャツの感想を記載しておきます。『シャツ生地』と書きましたが、実際に生地を貰ったわけではなく、チケットだけ貰ってあとは店頭で生地を選ぶシステムです(当たり前か)。お店は大丸の東京店です。全部で3枚作ったのですが、そのうちの1着がこちらです。余り作ったのことのない、ブランド生地であるLANVINのストライプを選びました。自分のお金で作っていないと、結構攻めた柄を選んでしまいますよね。本当に着る機会があるのかというくらいのピンクストライプです。 袖はクレリックでダブルカフスに仕上げました。これも普段遣いであれば絶対...

2021年8月1日日曜日

Rolex GMT-MasterⅡ(ref.16710)の価格はどこまで上がるのか

最近のRolexの価格高騰は眼に余るものがあります。 私が学生の頃は、そこまで人気なくて10万台でもそこそこのバリエーションのモデルが購入できました。 今は昔からすると、同じモデルが3−4倍に高騰し、とても手が出ない高嶺の花に急成長してしまいましたが・・・。 私が所有しているモデルの中で購入時から価格が3倍以上高騰してしまったものの一つに、GMT-MasterⅡ(ref.16710)があります。 パイロットウォッチとして発売されたこのモデルは、他のモデル同様に何度かモデルチェンジを繰り返して、今も尚進化を続けています。 私が初めて注目した頃は、ダイバーズ系のモデルと比べると対極にいる不人...

2021年7月22日木曜日

Adidas Forum Low(GZ9021) なんとモチーフは『活版印刷』

 Adidasは時折トリッキーなテーマを設定して、旧来のモデルを発売します。そんなモデルの1つがこちらのAdidas Forum Low 活版印刷モデル(GZ9021)です。全体的に漢字だらけのデザインでブランドネームを漢字化したものも入っています。Adidasを漢字で書くと『阿迪达斯』なんですね。完全な当て字ですが勉強になりました。ベースはForum Lowというバスケットシューズですが、ベースモデルとは似ても似つかない仕上がりにちょっと笑えます。バスケットシューズだけあってwidthは結構広めで、がっしりした構造です。ただ全体的に内ぶりなフォルムでそこまでぽってり感がないというか、逆にスタイリッシュに見えていることろが、デザイナーさんの力量を感じます。安定性を求めつつ街履きにも対応した割とオールマイティなスニーカーです。甲の高さも甲高アジア人向けというか許容範囲が広めで、決してわざとらしい甲高スニーカーではないのですが、窮屈さは一切感じません。ただ、極端に甲高な人や足の内側の甲が高い人は少しきついかもしれません。素材は最近流行りのオールレザーではなく、部分的に布地を使って価格を抑制しつつ、デザイン性を維持しています。ただ、Adidas特有の「3本線」はハッキリ認識できなくなってしまっているのが、個人的には残念です。レザー部分はおそらく合皮でお世辞にも完成度は高いとは言えませんが、価格を考えると致し方ない部分です。当然ながら伸縮性や強度は最低レベルかと思われます。全体的に漢字だらけのデザインですが、踵部分には英語表記のブランドネームが生き残っていました。まあ余りアルファベットには見えないデザイン文字ですが。『北宋』『活字印刷』といったダイレクトな意味の漢字が逆文字(活版印刷ならでは)であしらわれており、若干うるさいです。左右両方の外側の甲部分は、3本線でなく活版を模した着脱可能なチャームが装着されています。ちなみに相当強力なベルクロで付いているので無理に外そうとしなければ自然に誤脱することは無さそうです。インソックの中敷きも合皮です。流石に滑りやすく脱ぎ履きしやすいですが、個人的な趣味で評価は分かれるところ。滑りやすさが歩行時に気になる人も中にはいますからね。なぜか右足のベロ部分だけ着脱可能なチャーム付き。こちらもベルクロで協力に装着されているので意図的に外せば外せますが、誤脱は考えられません。このスニーカーで目を引いた点の一つは実はソールです。ご覧の通りクリアな見た目。あまり人目に触れる部分ではありませんが、デザイン性を高める要因になっています。そしてクッション性は全く損なわれていません。一般的なデザインのForum...